雨寺神社の豆まき―夜―

―夜―(17時半紅葉side)

 あきらの家の隣に住む彼女は、豆まきに行く準備をしていた。

紅葉「落花生を入れる袋は、これで良しと!」

母「紅葉~!ご飯出来たわよ!降りてきなさい!」

紅葉「は~い!今、行く!」と、階段を降りてきた。

4人「頂きます!」

つくし「また、強とケンカしたの?ねえちゃん?」

紅葉「うん!」

つくし「こりないねぇ~!」

紅葉「つくし、うるさいから黙ってなさい!」

 つくしは、紅葉の話を聞いていない。

つくし「そう、思わない?さくら!」

さくら「私も、そう思うよ!つくし!」

つくし「うん!小梅はどう思う?」

小梅「うん!昔から、強くんとは、仲が悪いもんね!」

さくら・つくし「そうだね!」

さくら「何でなの?お姉ちゃん?」

紅葉「き、嫌いだから!」

さくら・つくし・小梅「ホントに?」

紅葉「ほ、本当よ!」

小梅「行ってくるね!しゅうくんのとこ!」

つくし「小梅~、僕も行く!」

さくら「私も!」

 3人は家を後にした。

―夜―(17時半強side)

強(紅葉ちゃん、あきらの事、好きなくせに、何であんな事言うんだ?)

朱里「お兄ちゃん、夕ご飯だって!」

強「わかった!今、行く!」

―夜―(17時半あきらside)

縁・結衣「ねえ、兄ちゃん!豆まき参加しなくていいの?/のか?」

あきら「うん、いいんだ!」

結衣「えっ?なんで?」

あきら「それは、その・・・・・あの・・・・・えっと」

結衣(もう、兄ちゃんは、はっきりしないんだから!)

縁「今年は、いいから俺達手伝うから、兄ちゃんは楽しんで来たらいいのに。ねっ、結衣!」

結衣「うん、そうだね!結衣も、そう思う!ねえ、兄ちゃん今回は、結衣達に任せていいでしょ?ねえ、兄ちゃんってば~!」

あきら「うん、わかった!2人とも、ありがとう!」

縁・結衣「うん!」

あきら「無茶するなよ!」

縁・結衣「わかった!」

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