私の愛しい人
<私の愛しい人>         姫乃
 
ある日突然出逢った男の子
 
名前も知りません
 
クラスもわかりません
 
学年もわかりません。
 
あの男の子は一体誰
 
「今日は家庭科の調理実習があるので…『さくらちゃん調理実習の巻き』を撮影しますわぁぁ♪♪」
 
「と、知世ちゃん(^_^;)」
 
私の名前は大道寺知世
友枝中の2年生ですわ。
 
そしてこの女の子が木之本桜ちゃん
私の大親友ですわ。
 
私とさくらちゃんは小学3年からのお付き合いですの♪
さくらちゃんはとってもかわいいんですのよ♪
 
「それで、今日作るカップケーキ、さくらちゃんは李くんに差し上げますの?」
 
「えっ///う、うんvV」
 
「李くんきっと喜ばれますわ♪」
 
「そ、そかな///」
 
「はい。必ず(^^)」
 
“李くん”とはさくらちゃんの彼氏さんですの♪
李くんとは小学4年からのお友達ですわ
 
「知世ちゃんは誰かにあげるの?」
 
「私ですか?」
 
「うん!誰かにあげる?」
 
「ヒミツですわvV」
 
「ほぇ?」
 
「オホホホ♪」
 
「あ、知世ちゃん!危ない!」
 
「はい?」
 
ドンッ
 
「知世ちゃん!大丈夫!?」
 
「は、はい大丈夫です…えっとすみません」
 
「いえ、こちらこそ、ごめんなさい」
 
転んでしまいましたわ><
恥ずかしいです
 
「本当にすみません。」
 
どきっ
 
「……ほんとうにごめんね」
 
「あ、は、はい。こちらこそ」
 
「じゃぁ。」
 
その男の人はどこかへいってしまいましたわ…
 
「知世ちゃん、平気?」
 
「…」
 
「知世ちゃん?」
 
「Σす、すみませんボーっとしてましたわ」
 
「大丈夫?」
 
「はい(^^)」
 
何か変です…
さっきの男の子に会ってから胸がドキドキしてます…
これって…もしかして
恋でしょうか…
 
「よかった。それじゃ教室行こう」
 
「はい。」
 
「えー、今日は嬉しいお知らせがあります。このクラスに新しい友達がくることになりました」
 
ザワッ
 
「誰だろうね」
「知ってる人かな」
「男子?女子?」
 
転校生さんですか…
柊沢くん以来ですわね
 
「はいはい、みなさん落ち着いて。じゃ、紹介します。入って」
 
ガラッ
 
あ…あの方はさっきの
 
「初めまして。結城信也です。よろしくお願いします」
 
ザワザワッ
 
「はいはい、みなさんよく聞いてね。結城くんはお父さんの都合で1回小さい頃にアメリカにいってましたがこのたび、日本に戻ってきたんです。みなさん、結城くんにはわからないことが多いと思いますが、仲良くしてね」
 
「「「はーい」」」
 
「それじゃ席は…大道寺さん」
 
「は、はい」
 
「後ろ空いてたわよね」
 
「はい、空いてますわ」
 
「よかった。じゃ、結城くん、あそこに座ってね」
 
「はい。」
 
転校生さんだったんですか…
 
「あ、またあったね。よろしくね」
 
「はい。よろしくおねがいします」
 
「名前教えてくれますか?あとさっきはごめんね」
 
「大道寺知世です。こちらこそさっきはごめんなさい」
 
「よろしくね。」
 
「はい」
 
そして3時間目…
調理実習の時間がきました
 
「ほえ~。ちゃんとできるかなぁ」
 
「大丈夫ですわ♪さくらちゃんならきっとできます」
 
「ありがとっ♪あ、そういえば知世ちゃんは結局誰にあげるの??」
 
「え・・・」
 
誰に…
私は誰にあげるのですか…
 
……Σ!!!
 
「////」
 
何で結城くんがでてきたのでしょうか!?
それに…さっきの結城くんの笑顔忘れられません。。
 
「知世ちゃん?どうしたの??顔が赤いよ?」
 
「な、なんでもありませんわ//」
 
「?」
 
そしてカップケーキ作りが始まりましたわ。
 
「はう~;難しいよぉ」
 
「さくらちゃん」
 
「ほえ?」
 
「ここはこれを入れるのですのよ」
 
「ありがと!」
 
「(^^)」
 
そしてカップケーキができあがりましたわ
 
「みなさん、ケーキはできましたか?」
 
「「「はーい」」」
 
「それじゃぁ、それをあげたい人にあげましょう。好きな人がいるひとは好きな人にあげてくださいね」←ちょっと強引w
 
「と、知世ちゃんわたし…小狼君に渡してくるね」
 
「はい(^^)」
 
「じゃね」
 
さくらちゃんは行ってしまいました
 
私は…誰にお渡ししましょう…
 
結城…くんでしょうか
 
「ねぇ誰にあげる?」
「どぉしよう」
「李くんかな」
「でも李くんにはさくらちゃんが渡すんじゃない?」
「それにさくらちゃんのしか受け取らない気が…」
「だよねぇ……あ、結城くんは?」
「あ!いいかも♪結城くんカッコイイしね♪」
「それじゃ渡しに行こうっと」
「私も」
「あたしも!」
「アタシはそれでも李くんに渡しに行こうっと♪」
 
みなさん結城くんに渡すの…ですか
 
私は…誰に?
やっぱり結城・・・くん?
 
「どうしましょう…」
 
私は廊下を歩いてました・・・
そしたら裏庭で結城くんがさっきの女の子の中の1人に告白されてるとこを目撃してしまいました
 
「……」
 
胸が痛いですわ…
 
「…ッ」
 
「あれ?大道寺さん?」
 
「Σゆ…結城くん」
 
「どうしたの?泣いてるの?」
 
「え…」
 
私…泣いてるのですか…?
どうしてでしょうか
 
「あ、そのケーキ」
 
「え…」
 
あ…カップケーキ
 
「ねぇ、そのケーキ、オレにちょうだい♪」
 
「Σえ……は、はい。ど、どうぞ///」
 
「ありがとう(^^)…大道寺さん」
 
「は、はい!」
 
声が裏返ってしまいました(・・;)
 
「ちょっと話が…あるんだけど」
 
「は、はい」
 
「ちょっときて」
 
「え…」
 
結城くんは私をさっきの場所(裏庭)に…
 
「あの…結城くん?話って何でしょうか」
 
「あの…その…えっと…オレ…///」
 
結城くん…お顔が赤いですわ…
 
「オレ…大道寺さんのことが…
好きです!」
 
「Σ!」
 
え…
 
「朝会ったときからずっと気になってて…それで……さっき『オレ、大道寺さんのこと好き…なんだ』って思ったんだ」
 
ポロっ
 
「Σだ、大道寺さん!?」
 
「え…?」
 
私…?
また泣いてるのですか…?
 
「大道寺さん!?どうしたの!?どこか痛いの!?」
 
「違いますわ…その…嬉しくて」
 
「え…」
 
「私も…結城くんのことが好きです」
 
「Σ…ほんと」
 
「はい。結城くんが大好きですわ」
 
恥ずかしいですわ//
 
「や…や…」
 
「?」
 
「やったああ!!」
 
「Σゆ、結城くん!?」
 
「これからよろしくね、“知世”ちゃん!」
 
「Σ…はい?゛信也くん」
 
私の初恋の人
 
みなさんは『初恋は実らない』て言ってますけど
 
私の恋は実りましたわ
 
そして…私の相手も…?゛
 
私の愛しい人
 
<コメント>
姫乃さんのサイトでリクエストした小説を頂きました!
<私の愛しい人>         姫乃
 
ある日突然出逢った男の子
 
名前も知りません
 
クラスもわかりません
 
学年もわかりません。
 
あの男の子は一体誰
 
「今日は家庭科の調理実習があるので…『さくらちゃん調理実習の巻き』を撮影しますわぁぁ♪♪」
 
「と、知世ちゃん(^_^;)」
 
私の名前は大道寺知世
友枝中の2年生ですわ。
 
そしてこの女の子が木之本桜ちゃん
私の大親友ですわ。
 
私とさくらちゃんは小学3年からのお付き合いですの♪
さくらちゃんはとってもかわいいんですのよ♪
 
「それで、今日作るカップケーキ、さくらちゃんは李くんに差し上げますの?」
 
「えっ///う、うんvV」
 
「李くんきっと喜ばれますわ♪」
 
「そ、そかな///」
 
「はい。必ず(^^)」
 
“李くん”とはさくらちゃんの彼氏さんですの♪
李くんとは小学4年からのお友達ですわ
 
「知世ちゃんは誰かにあげるの?」
 
「私ですか?」
 
「うん!誰かにあげる?」
 
「ヒミツですわvV」
 
「ほぇ?」
 
「オホホホ♪」
 
「あ、知世ちゃん!危ない!」
 
「はい?」
 
ドンッ
 
「知世ちゃん!大丈夫!?」
 
「は、はい大丈夫です…えっとすみません」
 
「いえ、こちらこそ、ごめんなさい」
 
転んでしまいましたわ><
恥ずかしいです
 
「本当にすみません。」
 
どきっ
 
「……ほんとうにごめんね」
 
「あ、は、はい。こちらこそ」
 
「じゃぁ。」
 
その男の人はどこかへいってしまいましたわ…
 
「知世ちゃん、平気?」
 
「…」
 
「知世ちゃん?」
 
「Σす、すみませんボーっとしてましたわ」
 
「大丈夫?」
 
「はい(^^)」
 
何か変です…
さっきの男の子に会ってから胸がドキドキしてます…
これって…もしかして
恋でしょうか…
 
「よかった。それじゃ教室行こう」
 
「はい。」
 
「えー、今日は嬉しいお知らせがあります。このクラスに新しい友達がくることになりました」
 
ザワッ
 
「誰だろうね」
「知ってる人かな」
「男子?女子?」
 
転校生さんですか…
柊沢くん以来ですわね
 
「はいはい、みなさん落ち着いて。じゃ、紹介します。入って」
 
ガラッ
 
あ…あの方はさっきの
 
「初めまして。結城信也です。よろしくお願いします」
 
ザワザワッ
 
「はいはい、みなさんよく聞いてね。結城くんはお父さんの都合で1回小さい頃にアメリカにいってましたがこのたび、日本に戻ってきたんです。みなさん、結城くんにはわからないことが多いと思いますが、仲良くしてね」
 
「「「はーい」」」
 
「それじゃ席は…大道寺さん」
 
「は、はい」
 
「後ろ空いてたわよね」
 
「はい、空いてますわ」
 
「よかった。じゃ、結城くん、あそこに座ってね」
 
「はい。」
 
転校生さんだったんですか…
 
「あ、またあったね。よろしくね」
 
「はい。よろしくおねがいします」
 
「名前教えてくれますか?あとさっきはごめんね」
 
「大道寺知世です。こちらこそさっきはごめんなさい」
 
「よろしくね。」
 
「はい」
 
そして3時間目…
調理実習の時間がきました
 
「ほえ~。ちゃんとできるかなぁ」
 
「大丈夫ですわ♪さくらちゃんならきっとできます」
 
「ありがとっ♪あ、そういえば知世ちゃんは結局誰にあげるの??」
 
「え・・・」
 
誰に…
私は誰にあげるのですか…
 
……Σ!!!
 
「////」
 
何で結城くんがでてきたのでしょうか!?
それに…さっきの結城くんの笑顔忘れられません。。
 
「知世ちゃん?どうしたの??顔が赤いよ?」
 
「な、なんでもありませんわ//」
 
「?」
 
そしてカップケーキ作りが始まりましたわ。
 
「はう~;難しいよぉ」
 
「さくらちゃん」
 
「ほえ?」
 
「ここはこれを入れるのですのよ」
 
「ありがと!」
 
「(^^)」
 
そしてカップケーキができあがりましたわ
 
「みなさん、ケーキはできましたか?」
 
「「「はーい」」」
 
「それじゃぁ、それをあげたい人にあげましょう。好きな人がいるひとは好きな人にあげてくださいね」←ちょっと強引w
 
「と、知世ちゃんわたし…小狼君に渡してくるね」
 
「はい(^^)」
 
「じゃね」
 
さくらちゃんは行ってしまいました
 
私は…誰にお渡ししましょう…
 
結城…くんでしょうか
 
「ねぇ誰にあげる?」
「どぉしよう」
「李くんかな」
「でも李くんにはさくらちゃんが渡すんじゃない?」
「それにさくらちゃんのしか受け取らない気が…」
「だよねぇ……あ、結城くんは?」
「あ!いいかも♪結城くんカッコイイしね♪」
「それじゃ渡しに行こうっと」
「私も」
「あたしも!」
「アタシはそれでも李くんに渡しに行こうっと♪」
 
みなさん結城くんに渡すの…ですか
 
私は…誰に?
やっぱり結城・・・くん?
 
「どうしましょう…」
 
私は廊下を歩いてました・・・
そしたら裏庭で結城くんがさっきの女の子の中の1人に告白されてるとこを目撃してしまいました
 
「……」
 
胸が痛いですわ…
 
「…ッ」
 
「あれ?大道寺さん?」
 
「Σゆ…結城くん」
 
「どうしたの?泣いてるの?」
 
「え…」
 
私…泣いてるのですか…?
どうしてでしょうか
 
「あ、そのケーキ」
 
「え…」
 
あ…カップケーキ
 
「ねぇ、そのケーキ、オレにちょうだい♪」
 
「Σえ……は、はい。ど、どうぞ///」
 
「ありがとう(^^)…大道寺さん」
 
「は、はい!」
 
声が裏返ってしまいました(・・;)
 
「ちょっと話が…あるんだけど」
 
「は、はい」
 
「ちょっときて」
 
「え…」
 
結城くんは私をさっきの場所(裏庭)に…
 
「あの…結城くん?話って何でしょうか」
 
「あの…その…えっと…オレ…///」
 
結城くん…お顔が赤いですわ…
 
「オレ…大道寺さんのことが…
好きです!」
 
「Σ!」
 
え…
 
「朝会ったときからずっと気になってて…それで……さっき『オレ、大道寺さんのこと好き…なんだ』って思ったんだ」
 
ポロっ
 
「Σだ、大道寺さん!?」
 
「え…?」
 
私…?
また泣いてるのですか…?
 
「大道寺さん!?どうしたの!?どこか痛いの!?」
 
「違いますわ…その…嬉しくて」
 
「え…」
 
「私も…結城くんのことが好きです」
 
「Σ…ほんと」
 
「はい。結城くんが大好きですわ」
 
恥ずかしいですわ//
 
「や…や…」
 
「?」
 
「やったああ!!」
 
「Σゆ、結城くん!?」
 
「これからよろしくね、“知世”ちゃん!」
 
「Σ…はい?゛信也くん」
 
私の初恋の人
 
みなさんは『初恋は実らない』て言ってますけど
 
私の恋は実りましたわ
 
そして…私の相手も…?゛
 
私の愛しい人
 
<コメント>

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