もしも小狼君が・・・(続)
<もしも小狼君が…(続)>       姫乃
 
おれの名前は李小狼
 
友枝中の生徒だ
 
今おれはさくらの家から自分の家に帰って来たところだ
 
「今日はすごいことをしたな…」
 
すごいこととは、さっきさくらの家にいたのだが、
 
さくらが…
 
“「小狼君がもしね女の子だったら絶対かわいいだろうなぁって思って♪」”
 
と言われて
 
さくらの服を借りて着替えさせられたのだから…
 
「あれは結構恥ずかしかったな」
 
でも愛しい人の嬉しそうな顔をみたからそれでよし。←
 
ピルルルル
 
「Σ!?」
 
ピルルルル
 
「なんだ、電話か」
 
ピルルルル…ピッ
 
「はい」
 
『あ!小狼君?さくらです』
 
「どうした?」
 
『えっと・・あの・・ね//明日・・・ご用ある?』
 
「ないけど…どうしたんだ?」
 
『明日ね、どっかお出かけしない?』
 
「いいぞ。」
 
『ほんと!?ありがとう♪じゃ、明日ペンギン公園で10時に待ち合わせでいいかな』
 
「あぁ」
 
『それじゃ、また明日♪』
 
「じゃあな」
 
ピッ
 
その夜、おれは夢をみた
 
「…ら…く…」
 
「しゃおら…く」
 
誰だ?
 
「小狼君」
 
さくら?
 
「小狼君♪」
 
どうしてさくらがここに?
 
…あぁ。これ夢か
 
「小狼君♪あのね…『ぎゅう』ってして?」
 
なっ!!!
 
さくら…その可愛い上目遣い禁止だ!!
 
「だめ?」
 
…ッ//
仕方ないな!!
 
パジャマでするのもこれきりだぞ!!
 
・・・っておれ私服?
なんでだ?
 
ま・・・いいけど・・・な
 
でもこれ見たことある風景だぞ…
 
まさか今日あった夢なのか?
 
それじゃあ今おれの格好…
 
・・・・・・
 
Σ!!!!!!!!!!!
 
やっぱりさくらの服のままだ!!
 
恥ずかしいな///////
 
そして目が覚めた
 
「Σ!」
 
・・・夢
 
「はぁ・・」
 
今思い返しても恥ずかしい///
 
「今何時だ?」
 
おれは時計をみた
 
「7時か・・・」
 
まだ時間あるな。さっさと支度して出掛けるか
 
そしておれは10時にさくらと待ち合わせをしてるペンギン公園に向かった。
 
○えんど○
 
<コメント>
姫乃さんのサイトでリクエストした小説を頂きました!

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