もうすぐ、バレンタインデーです。
土曜日、強と紅葉はあきらの家に遊びに来ていた。
紅葉「ねえ、あきらちゃん!」
あきら「うん?何だ、紅葉?」
紅葉「もうすぐ、バレンタインデーだよね?」
あきら「ああ、それがどうかしたのか?」
紅葉「あきらちゃんにチョコあげようかなって、思って?」
あきら「ありがとう!」
(どうせ、義理だろう?それでも、うれしいな!)
強「紅葉ちゃん!俺の分はねえのか?」
紅葉「はあ?あるわけないでしょ!」
強「いつも、相談に乗ってるのに!何でだよ~?」
紅葉「えっ?そうだっけ?」
あきら「今の何の話だ?」
2人「いや、何でもない!あははは!」
あきら「?」
強「あきら、チョコくれ~!」
あきら「はあ?」
紅葉「あげなくていいから!」
強は紅葉の事を無視して言った。
強「誰かにあげる予定でもあるのかよ?」
あきら「うん、まあ、あるけど?」
強「誰にあげるんだよ?」
紅葉「私も、気になる!」
あきら「ナイショだ!」
2人「え~?何で?」
あきら「そんなに気になるか?」
2人「お願い教えて!」
あきら「好きな人/////と友達にあげるんだ!」
2人「好きな人と友達って誰?」
あきら「好きな人?/////それは、・・・・・言えない!/////」
2人「え~?何で?」
あきら「ナ、ナイショだ!/////友達は6年の頃、世話になった人だ!」
紅葉「ふ~ん、そうなんだ!」
強「どんな奴なんだ?」
あきら「僕より、背が高くて、目が細い人だ!」
2人「ふ~ん、そうなんだ!今度、紹介して!」
あきら「うん!」